前立腺癌になってしまった(11)

前立腺癌

外部放射線照射治療も終わり、遂に密封小線源療法を受けることになりました。4泊5日の日程です。通常、手術は部分麻酔(多分、腰椎麻酔)で行うのですが、自分の場合、二分脊椎という事もあり、今まで腰椎麻酔をしたことはありません。その旨を先生に相談したところ、今回も全身麻酔になりました。まあ、気づいたら手術が終わっているし、手術中の音など聞こえないので、気楽と言えば気楽です。

小線源といえ放射線を扱う治療になりますので、部屋は個室です。その個室も放射線管理区域に設定されて入院中は部屋の外にでれません。まあ、導尿の管を入れられてしまうので、そもそも外に出る気にもあまりなりませんし、4泊5日の我慢です。

退院時も放射線量を測定されて、基準内であることが確認できてから退院となりました。また、他印字に退院後の注意事項を説明されたのですが、以下の通りでした。

密封小線源治療後の生活する上での注意点:

  • 微量とは言え、放射線が前立腺から発出されているので、特に乳児、妊婦さんとの接触は控える様に
  • 治療後1年以内に死亡した場合は、治療した病院に連絡する必要があります。多分、小線源を回収せねばならないんだと思います。
  • 小線源が排尿と共に出てくる場合があります。実際、自分も1本出ました。その小線源を金属製の容器(退院時に貰いました)に入れて病院に返却する必要がありました。
  • 密封小線源治療をしたことを示すカードを渡されます。これを治療後1年間は保持しておく必要があります。自分の場合は、財布に入れておきました。そのカードは、これです。

手術も無事に終わり、退院と相成りました。今日はここまで。次回は、治療後の副作用について記載したいと思います。(自分の場合、結構ひどかったです…)

密封小線源治療計画日程

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