前回は、小線源治療まででした。今日はそれ以降の事を書こうと思います。
治療が終わってしまうと、小線源の確認でしょうか、退院1か月後にMRIを取った位で、あとは3か月に1回、PSAのチェック含む血液検査と尿検査を行うのみです。3か月毎に泌尿器の先生、放射線の先生と交互に見ていただいていました。
その際に、行った超音波検査の結果を載せておきます。

私の場合は、1年間は幸い何もなくPSAも安定的(後ほど詳しく書きます。)に推移していましたが、丁度一年後に以下の問題が発生しました。
ひどい血尿
血尿が発生しました。とにかく真っ赤でドロドロの血の塊も出てきます。先生曰く、ワインみたいでしょ、と言ってましたが、そんな綺麗なものでは決してありません。自分の場合は自己導尿していますので、血の塊が大きいと管に詰まり尿が出せません。これはさすがに焦りましたね。さすがに写真は撮っていませんが、血尿が1週間程度続きました。
最初にこの血尿が発生した時は、さすがに心配になり、緊急で診察を受けて大事を取って入院することになりました。因みに血尿が放射線治療の後遺症として出る方は、4%位とどこかの資料で見た覚えがあります。
常に導尿の管を挿入された状態にされて、その先に集尿袋を繋げた状態でさらに点滴(抗生剤?生理食塩水?)してもらう、という形でおとなしくしていました。
万が一の可能性として膀胱癌も考えられるので、その検査も培養してくれました。(大丈夫でした。)
特に大きな検査などなく、血尿が無くなった3日で退院しました。
血尿で入院はこの最初の酷い血尿だけですが、血尿は、この記事を書いている治療後6年半が経っても3か月に1回の頻度で、数回の排尿時の血尿~数日間続くことが継続しています。5年後位から数日続くことはなくなり、最近は数回血尿が続く程度で治る感があります。
今回は、ここまで。次回は、直接前立腺癌と関係ありませんが、結石について書きたいと思います。
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