前回は、足の手術と排尿便に障害が出てきたところまででした。
高校も無事卒業し、大学も浪人しないで進む事ができました。
大学に入ってから、タバコ、酒を覚えたのはまあ誰でも通る道という事で…w
楽しく大学生活していましたが、2年生の頃から自分で排尿ができなくなりました。
最初は我慢できる程度で、正確に言うと、排便と一緒に力めば少し出るのですが、ついに
残尿が酷すぎて、尿が腎臓に逆流し、腎臓が痛くなる、という状況になってしまいました。
その状況になって初めて、足の手術をしてもらった病院の泌尿器科に行ったのですが、直ぐに導尿しなければならない、
と言われてしまいました。医者から「今後一生自分で導尿しなくてはならない」と言われた時はさすがにショックでしたね。追い討ちを掛ける様に看護師さんの一言「かわいそうに」を今でもはっきりと覚えています。
19歳の自分には気持ち的にキャパオーバーの状況でした。
そこから自己導尿の生活が始まったのですが、当時は今と違って、
・オレンジ色のやわらかいゴムホースのとても細い管
・できればそのホースの煮沸消毒を頻繁に(どの程度の頻度でしろと言われたか覚えてません)
・導尿の度に毎回清浄綿で手と尿道口を綺麗に
・細いやつにキシロカインゼリーを付けて導尿
でした。結局、煮沸消毒はしませんでしたね。
持ち運びは導尿の管をホースをしまう時の様に丸めて、キシロカインゼリーと一緒にハンカチに包んで、ポケットとか鞄に入れて持ち運んでいました。
でこれだけしても、外部から異物を体内に入れる訳で色々な細菌が入り込みます。
で、導尿開始後、良く掛かったのは、
・睾丸の付近の腫れ(普段の2倍以上の大きさに腫れます)とそれに伴う40℃近い高熱
・腎臓に菌が入ってしまった事による40℃近い高熱
です。抗生物質を飲んで熱を下げてました。1年に数回掛かっていたと思います。
今日はここまで。この後卒業して社会人になりますが、そこからまた大変ですが、それは次回以降。
皆様良いお年を!
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