前回は、治療後の血尿などの副作用や、結石について書きましたが、治療後のPSAの推移について、お話ししておりませんでした。

横軸のスケールは、治療後の経過月数です。見ていただくと一目瞭然ですが、治療1年経過くらいからPSAバウンスが起こっています。治療後3年以内に起こる様ですが、自分にも起こりました。この時はPSAが高くなっても何故だか分かりませんが、余り心配した覚えがありません。かえって直近に起こったPSA0.418の方が焦りました。しかもこの0.418の前の2回の数値が単純に右肩上がりだったので、このまま数値が上がり続けてしまうのでは…と心底この時は再発したのでは?と再発時の治療法について色々しらべたりしました。再発時の治療については、別途また参考までにまとめたいと思います。
最近の治療は、三か月毎に泌尿器科の先生と放射線の先生に交互に診ていただく経過観察のスケジュールになっています。この0.418の時は放射線の先生だったのですが、先生曰く、「治療後48か月経過時点でPSAの値が0.4を超えていなければ、その後の再発率は低いというデータがある」という事でした。それならそうと早く言ってよ!、という感じですが、だいぶ安心したのを覚えています。それまで、0.2台の数値で安定したいのが、0.3⇒0.4と一気に高くなったので、本当に焦りました。その後の直近3回の経過では、0.3台に戻ったので、ほっとしているところです。
治療後は、2019年9月に初の酷い血尿のため、3日間入院、その後も血尿は続きましたが、治療後5年を過ぎたあたりから血尿が起こる頻度も激減し最近はほどんど起こりません。
血尿以外の副作用は特にありませんが、以前記事にも書いた結石の時は、結局3日間念のために入院した位です。
とにかく、関わっていただいている先生をはじめ病院関係者の方々には感謝しかありません。
今日はここまで。次回は、もしこの状態で再発したらどんな治療があるかちょっと調べたのでそのことを書きたいと思います。
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