前立腺癌になってしまった(3)

前立腺癌

前回は、生検を受けるのを決めるまででした。

順当に行けば、今診てもらっている大きな病院で生検をしてもらうのが筋というか楽なのですが、ハタと悩みました。

前立腺癌の生検ももちろんですが、組織を取って確定診断するんですが、組織の取り方に2種類あります。

  • 直腸から針を刺入する方法
  • 会陰部(肛門と陰嚢の間の皮膚)から針を刺入する方法

 診てもらっている先生曰く、直腸から昔はやっていたんだけど、菌の問題だったり、一回出血が止まらなくなってしまった患者さんがいて、それ以来会陰部から生検しかやっていない、との事でした。

直腸からの場合、腸の中を空にする(便を全て出す)必要があり、二分脊椎の影響で、肛門の締りが弱く、浣腸の液を我慢できないため、直腸からの生検はいろいろ嫌だな、と思っていたところでした。
渡りに船、という事で、生検をお願いすることにしました。
ただし、針(直腸)は肛門から入れませんが、エコーカメラを入れる事になります。

事前検査として、心電図取ったり、普通は部分麻酔で行うのですが、二分脊椎の影響で全身麻酔でお願いすることにしましたので、肺機能の検査と行いました。

実際の生検は、入院して3日間でした。2017年12月20日~22日です。
入院の際に説明を受けた書類の画像をアップしておきます。個人情報、病院名など消してあります。

この時もまだ「自分は癌ではない」と思っていました。
なぜならば、2017年8月時のPSA 8.6に対して、10月末時点で、7.70と下がっていたためです。癌であればPSAは下がらない、と信じていました。

今日はここまで。次回に続きます。

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